日本刀の研ぎ(研磨)を頼める研師と刀剣店を、全国20都府県から44件載せています。研ぎ代は、刀の長さ1寸(約3cm)あたりの値段で決める研師が多く、値段を出している11件では1寸3,500円〜27,000円ほどです。居合向けの研ぎは安く、美術研磨や上研磨になるほど高くなります。仕上がりまでは2か月ほどから2年半待ちまで幅があり、1年前後かかる研師も少なくありません。登録証のない刀は研げないと書いている研師もいるので、頼む前に登録証を手元にそろえておきましょう。刀を郵送して頼める研師もいます。
郡山市にある、東北でただ1軒の日本刀の専門店です。日本刀や刀装具のほか、剣道具や居合刀などの武道具も扱っています。ネットでの販売もしていて、鮫皮を使った鞘づくりや修理も頼めます。お店に行く前に電話で確かめるのがおすすめです。
京都府京都市中京区の刀剣店です。地下鉄東西線 二条城前駅の出口東隣に店舗を構え、昭和43年(1968年)創業。美術刀剣(古刀・新刀・新々刀)の売買のほか、居合刀・装飾刀・刀剣用品を取り扱い、白鞘・はばき・拵えの工作から研磨まで対応しています。日本刀・刀装具の買取(出張あり)や委託販売も行い、毎週日曜10時〜12時には無料の「御刀電話相談会」を実施。来店は事前予約が優先です。営業は10時〜17時、火曜・水曜が定休です。
東京都千代田区有楽町の刀剣店です。1981年創業で、JR有楽町駅から徒歩1分の東京交通会館2階にあります。日本刀・居合刀・刀装具のほか甲冑や火縄銃まで扱い、店内には常時200振ほどを展示。価格は10万円から3,000万円までと幅があります。買取・鑑定・研磨・委託販売、出張査定に対応し、初めての方への説明も丁寧です。海外への対応も可能。全国刀剣商業協同組合の加盟店で、大刀剣市にも出店しています。営業は10時〜19時、無休。
愛知県
愛知県一宮市の会社で、肥後の刀工・赤松太郎兼嗣さんの新作刀の注文を受けているほか、拵え・白鞘・はばきの製作や研ぎも受けています。本物の刀(真剣)のほか、居合刀(模擬刀)や模造刀も作って売っています。持ち込みの刀の研ぎ代は1寸(約3cm)あたり12,500〜27,000円(税別・刀の種類で変わる)です。拵えは5か月〜、研ぎは2か月〜かかり、そのうえ鞘師・研師の順番待ちがあるので、12か月以上かかることも多いそうです。問い合わせは電話・メール・サイトのフォームからです。
千葉県
千葉県銚子市で、店主の福永広明さんが日本刀の拵え(柄・鞘などの外装)の製作と修理を受けています。拵え一式は75,000円〜(税別・金具は別)、柄巻きは13,000円〜(税別)、はばき(祐乗銀無垢の一重)は35,000円(税別)です。居合向けの研ぎも1振り5万円〜(税別)で受けています。刀剣・武具などの骨董の買取と委託販売もしています。問い合わせは電話・メール・サイトのフォームからです。
福岡県
福岡県田川郡福智町で、研師の沖島大喜さんが日本刀の研ぎを受けています。本阿彌流の河本光誠さんに2017〜2020年の3年間学んで独り立ちし、日本美術刀剣保存協会の現代刀職展で2020年度と2021年に努力賞を受けています。研ぎ代は1寸(約3cm)あたり8,000円(登録証の刃長で計算)、短刀は1振り80,000円です。白鞘(刀37,000円〜)やはばき(銀一重30,000円〜)も、希望に合う職人に頼んで作ってもらえます。刀は全国から郵送で受けていて、工房に持って行くこともできます。仕上がりまでの日数は相談です。問い合わせは電話・メール・サイトのフォームからです。
京都府
京都市左京区(叡山電鉄 修学院駅の向かい)で、研師の赤川裕実さんと栗崎佳子さんが日本刀の研ぎを受けています。2人とも日本美術刀剣保存協会の研磨コンクールで入選を重ねていて、赤川さんは2017年に鎬造りの部で優秀賞、栗崎さんは2023年度に努力賞を受けています。研ぎ代の目安は1寸(約3cm)あたり、普通研磨7,000円・上研ぎ8,000円・最上研ぎ13,000円、短刀は普通研ぎで1振り70,000円です。白鞘(大刀58,000円〜)・はばき(銅29,000円〜)・柄巻き・拵えも頼めます(信頼できる職人さんと組んで作ります)。刀を送るときは登録証の原本が要ります。いまは仕上がりまで、最短で約1年6か月かかります。問い合わせは電話(朝9時〜夜8時)・メール・サイトのフォームからです。
神奈川県
神奈川県川崎市高津区(東急田園都市線 高津駅から歩いて約30秒)で、研師の倉田竜太郎さんが日本刀の研ぎを受けています。日本美術刀剣保存協会の現代刀職展で、2024年に文部科学大臣賞、2025年に寒山賞を受けています。研ぎ代の目安は1寸(約3cm)あたり、居合研磨4,500円〜・美術研磨5,500円〜です(初めての方は1振りの料金で、刀なら居合研磨67,000円・美術研磨9万円)。試し斬り用の研ぎ・化粧直し・部分研ぎは、いま受付を止めています。錆も古い研ぎのあともない刀は、研ぐ必要がないとして受けていません。白鞘・はばき・柄巻き・拵えも頼めます(料金は相談)。仕上がりまでは、研ぎ全体で12か月ほどかかります。問い合わせは電話・メール・サイトのフォームからです。
東京都
東京都府中市で、研師の春藤秀樹さんが日本刀の研ぎを受けています。日本美術刀剣保存協会の刀剣研磨外装技術発表会で、特賞(薫山賞)・優秀賞・努力賞を何度も受けています。2013年の伊勢神宮の遷宮では奉納刀(直刀・鉾)を研ぎ、大英博物館にある刀も研いでいます。研ぎ代の目安は刀・脇差が1寸(約3cm)あたり8,000〜12,000円(樋があれば1割増し、彫りがあれば2割増し)、短刀が70,000円です。白鞘やはばきの製作も頼めます。問い合わせは電話かサイトのフォームからです。
東京都
東京都世田谷区弦巻で、研師の根本卓さんが日本刀の研ぎを受けています。研師として約50年つとめた先代・塩川二郎さんの技を継いで、二代目の店主になりました。日本刀剣保存会の評議員、世田谷刀剣会・北鎌倉刀剣会の理事です。研ぎ代は決まった表がなく、刀を見て、状態と希望を聞いてから決めます。見積もり・鑑定・相続や遺品整理・登録証の相談も受けています。問い合わせは電話かサイトのフォームからです。
東京都
東京都台東区浅草橋で、研師の長岡靖昌さんが日本刀の研ぎを受けています。日本美術刀剣保存協会の第68回刀剣研磨・外装技術発表会で、研磨の部(鎬造)の優秀賞一席を受けています。研ぎ代の目安は1寸(約3cm)あたり、標準研磨(居合・抜刀向け)5,000円〜・美術研磨10,000円〜、短刀は1振り100,000円〜です。白鞘・はばき・拵えは、そのつど見積もりです。刀は無料で見てもらえます。いまは依頼が多く、少し時間がかかります(白鞘・はばきなどを頼むと、さらに3〜6か月ほど)。研ぎの教室も開いています。問い合わせはメール・LINE・サイトのフォームからです。
埼玉県
埼玉県飯能市で、研師の今野勝也さんが日本刀の研ぎを受けています。2010年に研師の故・塩川二郎さんに弟子入りし、2017年に独り立ちしました。研ぎ代の目安は1寸(約3cm)あたり、普通研磨(美術研磨)9,000円〜・上研磨15,000円〜・居合研磨6,000円〜・抜刀研磨5,000円〜です(槍・薙刀などは2〜3割増し)。刀を送って頼むこともできます。月に1回、見学も受けています。問い合わせは電話かサイトのフォームからです。
群馬県
群馬県桐生市で、研師の柿沼進一さんが日本刀の研ぎを受けています。日本美術刀剣保存協会の会員で、同協会の刀剣研磨外装技術発表会と現代刀職展で、研磨の部の努力賞を6回受けています(白銀・鞘の部でも努力賞)。研ぎ代の目安は1寸(約3cm)あたり、一般研磨5,000円・標準修正研磨8,000円・錆身整形研磨10,000円です(税込)。研ぎと一緒になら、白鞘やはばきも頼めます(前に研ぎを頼んだことのある人でなければ、白鞘・はばきだけの依頼は受けていません)。拵えの製作・修理はしていません。登録証のない刀や、未鍛錬の昭和刀などは研げません。定職のない方の依頼、人から預かった刀の取り次ぎ、値引きの相談も受けていません。仕上がりまでは、預けてから12か月前後が目安です。電話での問い合わせには応じていないので、メールかサイトのフォームからです。
宮城県
宮城県気仙沼市で、美術刀剣研磨師の三浦弘貴さんが日本刀の研ぎを受けています。研師の玉置城二さんに学び、2022年に「宮城の名工」(宮城県卓越技能者)として知事表彰を受けました。日本美術刀剣保存協会の現代刀職展では、特賞の薫山賞や寒山賞も受けています。研ぎ代の目安は太刀・刀・脇差が1寸(約3cm)あたり10,000円〜(2尺7寸以上は12,000円〜)、短刀が1振り100,000円です。登録証のない刀は研げません。いまは仕上がりまで2年半ほど待つ状況です。押形(刀の姿を紙に写し取る仕事)の依頼は止めています。問い合わせは電話かサイトのフォームからです。
青森県
青森県八戸市で、研師の細越敬喜さんが日本刀の研ぎを受けています。研ぎ代の目安は1寸(約3cm)あたり、居合研磨3,500円〜・並研磨6,000円〜・中上研磨8,000円〜・上研磨10,000円〜です。白鞘(刀50,000円〜)・はばき・柄巻き・拵えも頼めます(研ぎ以外の工作は、工房がお願いしている専門の職人が受け持ちます)。登録証のある刀なら、軍刀(昭和刀)も受けています。はばき・白鞘・研ぎを通して頼むと、仕上がりまで半年ほどかかります。店はないので、訪ねることはできません。問い合わせは電話・メール・LINEでします。